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PostgreSQL 8.4の導入
最終更新日:2013.04.27

yumコマンドでインストール

CentOS 5の最近のバージョンではPostgreSQL8.4パッケージを標準リポジトリに用意されているのでyumコマンドを使ってインストール可能です。以下の手順で各種パッケージをインストールしてください。

# yum install postgresql84 postgresql84-libs postgresql84-server postgresql84-contrib postgresql84-docs
依存するパッケージは実行に必要なので同時にインストールしてください。

はじめてインストールする場合はデータベースの初期化を実行

# service postgresql initdb
データベースを初期化中:                                    [  OK  ]

PostgreSQL 8.4の起動

# service postgresql start
postgresql サービスを開始中:                           [  OK  ]

サービスの自動起動設定

# chkconfig postgresql on

動作確認

試しにちょっと動かしてみましょう。デフォルトのデータベースリストが表示されれば成功です。

# su - postgres
-bash-3.2$
-bash-3.2$ psql -l
                              データベース一覧
   名前    |  所有者  | エンコーディング |  照合順序   | Ctype(変換演算子) |
-----------+----------+------------------+-------------+-------------------+-
 postgres  | postgres | UTF8             | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.UTF-8       |
 template0 | postgres | UTF8             | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.UTF-8       |
 template1 | postgres | UTF8             | ja_JP.UTF-8 | ja_JP.UTF-8       |

(3 行)

ファイアウォール

PostgreSQLサーバーを外部サーバーと接続するには、ファイアウォールでTCP/5432ポートを開ける必要があります(system-config-securitylevelでポート開放する場合は「その他のポート」に「5432:tcp」と入れる)。

初期設定

PostgreSQLサーバーを外部の端末からアクセスしてクエリを発行する場合は、デフォルトの設定から変更する必要があります。
どの端末からリモートアクセスできるかの設定をpg_hba.confに行い、PostgreSQLのチューニングやログ、その他様々な設定をpostgresql.conflisten_addressパラメータで行うと、PostgreSQLサーバーに外部クライアントからアクセスできるようになります。本番運用をされる場合はセキュリティについて考慮してください。
どちらのファイルもservice postgresql initdbを実行すると、/var/lib/pgsql/data/という場所に保存されます。